2022年よりドーミー長久手で導入したRA制度。
RA(レジデント・アシスタント)とは、ドーミーでのコミュニケーションを活性化する学生リーダーのことです。
新入生のサポートやイベント企画など、日々の生活を支える役割を担っています。
ドーミーではこのRAを制度化し、日々の活動を通して、学生が自己成長を得る仕組みを構築しています。
今回は、そんなドーミー長久手でRAとして活動してくれているお二人にお話を聞いてきました!
RAになったきっかけや、活動していくうちに気付いたこと
―今日はよろしくお願いします!まず、お二人のことを教えてください。
Rさん(以下R)
「名古屋学芸大学3年生のRです。RA歴は約1年半です。よろしくお願いします!」
Yさん(以下Y)
「愛知県立大学3年生のYです。RA歴は1年2か月くらいです。今日はよろしくお願いします。」
―ありがとうございます。では、早速ですがお二人がRAになったきっかけを教えてください。
R「寮長からの推薦で始めました。私は、高校生まではあまり自分から何かを発信する機会がなかったのですが、ドーミー長久手に入ってから色んな人にお世話になり、自分から働きかけ、一緒に住んでいる寮の友達を楽しませることをやってみたい!と思い、RAを始めました。」
Y「Rさんと同じで、寮長さんから将来役に立つと言われ、お誘いいただいたことがきっかけです。 最初は迷いましたが、Rさんが当時は1人でRAをやっていたということもありますし、当時はコロナが流行していた時期で、大学がオンライン授業になることが多かったため、隙間時間を有意義に使いたいなと思って始めました。」
―なるほど、寮長から勧められたことがきっかけだったんですね。実際にやってみて、どうでしたか?
Y「僕は、実際にやってみて、人と話すのが結構好きなんだなということが分かりました。
自分の悪い部分が浮き彫りになったし、自分の長所も活かさないと良いイベントは作れないし・・・自己理解が深まったと感じています。」
R「私もY君と似てるんですけど・・・。自分は元々計画を立てる上で、楽しくないとやる気にならないタイプで。そういう自分の甘かった部分やだらしない部分を自覚することが出来ました。
そういう部分を、会社のRA推進チームの方や寮長と相談をして、どう自分と向き合っていくのかという方法を教えていただいたことが良かったです。
あとは、沢山の人と関わって一つ大きなイベントをやることや、アイデアを生み出すことが好きだったんだということに気付きました。
RAの活動を通して色んな自分が知れたということが良かったことだなと思っています。」
ドーミー長久手4つの取り組み
―RAのお二人が中心となってこの1年間で行ってきたイベントにはどんなものがありますか?
R「主に4つ実施していることがあります。
一つは、寮内イベントです。
これまで行ったイベントには、歓迎会、ハロウィンパーティー、クリスマスイベントなどがあります。
イベントを行う時はスピーカーや照明を使って、特別感を出したり工夫をしています。
二つ目は、地域イベントです。
日進市では、お月見泥棒といって、地域の子どもたちがお菓子をもらいに色んな家を回るというイベントがあるのですが、地域の子どもと触れ合うきっかけを作るために行ったところ、約250名の子どもたちが来てくれました。
子どもたちが凄く嬉しそうにしてくれたのが印象的で、思い出に残っています。
後日、ハロウィンイベントも地域を交えてやったんですけど、そこではお菓子を配るだけではなく、ゲームを企画したり、これからも子どもたちがこの寮に沢山来てくれるように工夫をしました。
特定の子どもたちは一日中寮にいて遊んでくれたくらい気に入ってくれたので、嬉しかったです。
三つ目は、インスタなどを活用した寮内活動です。
寮生に会ったときは、寮の中、外関わらず声を掛けようということを意識しています。
日頃から挨拶をすることで、信頼関係に繋がると思うし、困ったときに頼れる同世代がいた方が私は嬉しいので、親しみやすいイメージを持ってもらうために、手を振ったり声を掛けたりしています。
また、インスタのストーリーを活用して質問箱を作ったり、近隣のスーパー、カフェの情報を載せたりなどして、早めに長久手に慣れてもらって、寮に入って良かったなと思ってもらえるよう活動しました。
最後に、コンタクトレンズの空ケース・エコキャップの回収に力を入れています。
人数が多い寮に住んでいるからこそ、一人では出来ないこともみんなで少しずつ意識することで人助けできたらいいなと思い始めました。」
―キャップやコンタクトレンズの空ケースは集めると何になるんですか?
Y「キャップは、2kgで1人分のワクチンのお金になります。 こちらは毎月1か月に2kg分くらい貯まっています。
また、コンタクトレンズのケースは、アイシティさんのecoプロジェクトで日本アイバンク協会に寄付され、眼の角膜手術の時の支援になります。
これも毎月800gほどためることができています。」
―なるほど、素晴らしい取り組みですね。是非今後も続けていただきたいと思います。
2人を変えた様々な人との出会い
―では、これまでRAとして活動されてきた中で一番印象的だった出来事を教えてください。
R「そうですね、RAをやる前は、周りに対して例えば金髪の人とかピアスを開けている人とかがいると、第一印象で「怖そう」とか「話しかけづらそう」というイメージがあったんですけど、自分がRAになってみて実際に話しかけてみると、「イベント参加したいです」とか「ボランティアとか履修登録に参加したい」とか言ってくれる人がいて嬉しかったです。
自分から話しかけるのって大事だと気付いたし、いい意味で周りの人は自分と等身大だなと気付いたことが印象的な出来事でした。
それに気づいてからは、自分から挨拶するということが自信をもってできるようになりました。」
Y「RAになって、全国のRAに会ったことで、みんなすごいなと思ったことが印象的でした。
今まで凄い人に会う機会すらなくて、RAになってからそういう人たちに会えるようになって・・・。企画力が凄い人とか、喋るのが凄く上手い人とか・・・沢山吸収できる機会をいただけるようになったのがこのRAで。
全国のRAに会ったことで尊敬できる人がめちゃめちゃ増えました。」
―私から見ると、Yさんもすごいよ。この間なんて、沢山の人が視聴してるRAサミットで堂々とトークしてくれてたしさ。
Y「いやいやいや(笑)
イベント企画してても、Rさんなんて絵めちゃめちゃ上手いんすよ。自分が気付かないところも気づいてくれるし。」
―逆にRさんから見てYくんの印象はどうですか?
R「なんか、雰囲気が和やかになる才能を持ってると思ってて。みんなが緊張とかドキドキしてる中でY君が現れると、雰囲気が和やかになってみんなが笑顔になるんですよ。
そういうところは自分が持ってないところだから、人を和ませる才能は羨ましいなって思います。」
―ムードメーカー的存在なんだね。
R&Y「そうかも(笑)」
―RAをやっていてよかったなと思うときはどんな時ですか?
R「二つあるんですけど、
一つは知り合いが多くなったことですね。
私は、相手が前髪をちょっと切っただけでも気付くタイプで。そういうのに気付いた時に声をかけることで、人脈が広がったし、1年生の子とかすごい嬉しそうな顔してくれて。
二つ目は、人間的に成長したなと思ってます。
1年生の時は計画性が無いとか、喋ることもまとまらなかったりしてアワアワすることが増えたんですけど、RA始めてからは嫌でも計画的にやらないといけないことが増えたので、周りに協力いただきながら1年半の間に成長するきっかけになったことが良かったです。」
―ありがとうございます。Yさんはどうですか?
Y「僕は、色んな人と沢山会える機会が出来たことと、自分が成長できる機会が出来たことですね。
あとは、地域の人を巻き込んだイベントをしたときに、直接「次いつやるの?」と聞いてきてくれたことが嬉しかったです。
地域の方が「大学生で活動してるのすごいね」とか、僕らのことを認知してくれて、励みの声を言ってくれるのが嬉しかったです。」
―それは嬉しいですね。
2人は人とのつながりを大事にしているんですね。
ドーミー長久手を一言で表すなら、「友達以上家族未満」
そんなドーミー長久手はどんな学生寮だと思いますか?一言で表すなら?
Y「家っすね。
僕、帰省とかしてた時に帰ってきて、名古屋駅着いたらすごい安心するんですよ。
ドーミー長久手の近くの道とかまで帰って来るともっと安心します。
寮ついてエントランスに入ったら、誰かしら寮生が座ってるし。
よく僕らが口にするのは、「友達以上家族未満」みたいな。そういう濃い関係を築けているので。
今年はメンバー入れ替わったんですけど、そんな関係をこれからも受け継いでいきたいって思います。」
―Rさんはどうですか?
R「私も一言で表すなら、「友達以上家族未満」がパッと思い浮かびました。
友達より遥かに長い時間を一緒に過ごしてるし、夜遅い時間まで一緒に居られるし、ご飯だって一緒に食べてるし。私は誕生日までみんなに祝ってもらって。
ほんとに家族同然でもいいんじゃないかな?っていうくらい仲がいいですね。
それこそ、遠出とかしても普通は名古屋駅とか近くの駅で解散ってなるじゃないですか。でも、寮だから最後の最後まで一緒(笑)
そういうのが寮ならではだなって思うし、特別感がありますよね。
今年は1年生がたくさん入ってくれて、これまで以上に縦のつながりが増えたので、先輩としてこれからも力になってあげたいなって思ってます。もっともっといい寮にしていきたいです。」
―お二人の活動あってこそですね。
Y「寮長が挨拶してくれたり、みんなが仲良く出来るようなきっかけや雰囲気づくりをしてくれてるのも、みんなが仲がいい理由の一つだと思います。」
寮長寮母さんは心強い親のような存在
―そうなんですね。お二人にとって、寮長寮母さんはどんな存在ですか?
R「寮生としてもRAとしても心強い味方となってくれる存在だなと思ってます。
RAに対しても熱心で、困ったときは何でも親身に対応してくれるところをすごく尊敬しています。「普通そこまでできなくない?」っていうくらい熱心にやってくれてるので、そんな姿を見ると「私も頑張ろう!」っていう気持ちになるので、お互い良い関係を築けてるなと思います。
ほんとに熱心すぎるときもあるけど(笑)私たちのために考えてくれてるんだなって思うので、本当に心強い存在です。」
ーYさんはどうですか?
Y「親みたいな存在ですね。
ちゃんと叱ってくれるんですよ。大学生くらいになってくると人に怒られることも無いので、悪いことをしたときは叱ってくれて自分の過ちを正してくれるのは貴重な存在だと思ってます。
アドバイスもくれるし、世間話の相手もしてくれたりして。寮長は一緒にいて安心する人ですね。
寮母さんは、普段厨房におられることが多いので直接話す機会は寮長ほどないけど、会ったときは話しかけてくれるから嬉しいですね。
いつも笑顔で明るく接してくれるので気持ちが明るくなるし。ご飯は美味しいし。
いつも見守ってくれてるんだなという感じがします。」
お休みの日はみんなそれぞれ自由な過ごし方
―二人はお休みの日は、どんなことをして過ごしていますか?
R「また寮の話になっちゃうんですけど、何も無い日は寮の友達を誘ってショッピングモール行ったり、ご飯行ったりしてます。
予定がない日や暇なときは、ラウンジとか食堂に行けば誰かいるし、ご飯食べた後はロビーに行って友達と喋るみたいなルーティンが出来てる(笑)
あとは、寮のインスタのストーリーで「今暇な人いる?」とか聞いたりしてます。」
―すごい!今時ですね(笑)Yさんはどうですか?
Y「僕は逆に機械的な生活を送ってて。
バイトも学校もない日は、今成長期かっていうくらい、ご飯を食べるのも忘れてるくらい寝てますね(笑)
あとは、友達とオンラインゲームしたり本を読んだり。」
R「女の子は部屋汚いと友達呼べない~ってなるけど、Yくんはよく1年生の子の部屋に行ってゲームしたりもしてるよね。」
Y「そうですね。自分の部屋での過ごし方は睡眠8割、ゲーム1割、勉強1割。大体ラウンジに居るか寝てるかですね(笑)
人と話すのも好きなんですけど、一人でいるのも好きだから。」
―ひとりの時間も大事だよね。それだけお部屋を気に入ってもらえてるのは嬉しいです。
R「あ、でもたまに休みの日に赤いTシャツに短パンにビーサンとか、変な格好で歩いてるときに、寮の人に会うと気まずいよね(笑)」
Y「それ分かる~(笑)」
―寮あるあるだよね(笑)
もっともっと地域に愛される寮へ
―色々お話聞けて嬉しかったです。
では、今後ドーミー長久手ではどんな活動をしていきたいですか?
R「6月にスポーツ大会をやる予定です。
寮内でアンケートを取ったときに、体を動かしたいという意見が多かったので。
パンくい競争とか、借り物競争とかも取り入れて、運動が苦手な人でも笑顔になれるようなイベントっていう目標を立てて準備しています。
あとは、地域の子どもたちとのかかわりをこれからも増やしたいと思っていて。
今は、寮のロビーを使った勉強会を企画しています。
寮生の中には、「英語の先生になりたい」というような子もいて。地域貢献だけでなく、そういう寮生たちの学びにもなると思っています。
地域の方にも「ドーミー長久手っていい寮だよね」って言ってもらえるような、愛される寮にしていきたいです。」
―なるほど。それはすごく楽しみです。
これから入寮を検討している高校生の方へ
ーでは、最後に来年、ドーミー長久手への入寮を検討している高校生にメッセージをお願いします!
R「私の大学生活は寮抜きでは語れないくらい大きな存在になっています。
寮という選択肢を持っているということが、良い大学生活を送るうえで一歩先をいっているというか・・おすすめできると思っています。
ここは大学以外の思い出が作れる場所だから、もし進学で長久手に来るなら、一緒に思い出を作りたいです。ぜひ来てほしいです!」
Y「寮って、色んな学校の人が集まってるのが強みだから・・・。大学って本当に面白いところで、みんな志を持って色んな人が居るから楽しいんだけど、寮にはまた違った楽しみがあると思います。
寮は居心地がいいし、濃い人脈が築けるし、ドーミー長久手に入ってくれることで、もっと充実した大学生活が送れると思います。待ってます。」
―お二人とも、貴重なお話を沢山聞けて嬉しかったです。これからもドーミー長久手での活動を楽しみにしています!
今日はありがとうございました。
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